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町ネタ東西南北


■ 企画展「明治期における東京近郊の風景」

開催中~12月29日(日)
北区飛鳥山博物館
TEL:3916-1133

 後に関西画壇の重鎮となる洋画家鹿子木孟郎が明治中期に描いた素描画をはじめ、錦絵・写真・絵葉書・地図・日記・小説など画像資料を中心に展示。明治中後期における東京北部の風景を再現します。関連して鹿子木孟郎が素描画を残した田端・動坂付近を数ヵ所訪ね歩き、当時を振り返り、現在と比較します。



■ 企画展「紫紙金泥経~その美しさに秘められた謎~」

開催中~11月25日(日)まで
紙の博物館
一般:300円
TEL:3916-2320

 金泥経とは、天平時代から伝わる草木染の和紙に金泥で書かれた経文です。研究者福島久幸氏の制作した金泥書の作品を中心に、長年にわたる研究成果を奈良時代の製紙や写経などの歴史とともに展示します。11月3日(祝)午後1時30分~3時30分には、金泥書研究家・福島久幸氏による金泥書実演会が見学できます。千年先まで残せる金泥書の技法を能書家でもある福島氏が実演を交えて説明します。



■ 渋沢栄一命日記念事業

11月11日(日)
渋沢史料館
TEL:5803-1200(観光国際交流係)

 11月11日(日)は渋沢栄一の命日です。それにちなんで次の記念事業を開催します。「観覧料無料デー」として渋沢栄一史料館・晩香廬・青淵文庫の各施設が無料で見学できます。「映画上映」では、同館所蔵の記録映画「故渋沢子爵葬儀の実況」(約1時間)を上映します。(上映時間:10時30分、午後1時、午後3時の3回同館会議室にて)。「絵本の読み聞かせ」では渋沢栄一がかかわった「日米人形交流(青い目の人形)」を紹介します。(午後2時~2時45分。同館企画展示室。講師は秤雅子氏)



■ 北とぴあ国際音楽祭2007 まちかどコンサート特別講演「アフリカンドラムは魂の響き」

10月28日(日)午後1時開演
北とぴあ1階区民プラザ
TEL:5390-1222

 北とぴあ国際音楽祭2007まちかどコンサート特別公演として、ムクナチャカトゥンバ氏ほかの出演によるアフリカンドラムの演奏を楽しみます。



■ アウトドア・イベント・イン・アラカワ2007

10月28日(日)午前9時30分~午後3時
江戸川区平井運動公園
TEL:3902-2379 アウトドア・イベント・イン・アラカワ実行委員会事務局

 荒川河川敷記念植樹、合唱、ブラスバンド、太鼓演奏、仮面ライダー電王ショーなど、多彩な催しが予定されています。



■ エポック10シネマ ―映画の中の女たち―

11月14日(水)午前の回:午前10時~正午・午後の回:午後2時~4時
エポック10 研修室2(豊島区勤労福祉会館4階)
無料
TEL:5952-9501 豊島区立男女平等推進センター(エポック10)

 ジュリー・テイモア監督、サルマ・ハエック出演『フリーダ』(2002年・アメリカ・123分)を上映。伝説のメキシコの女流画家フリーダ・カーロは、18歳で事故に遭い、奇跡的に一命をとりとめる。後遺症を抱えながらも、絵を描くことに生きる希望を見出したが、夫の浮気癖、流産、度重なる手術と全身の痛みに苦しめられる。過酷な運命に翻弄されながらも、愛と情熱に生きたフリーダの47年の生涯を描いた感動作です。午前か午後のどちらかを選び11月12日(月)までに、電話・ファクス5391-1015・EメールA0011400@city.tochima.lg.jp電子申請のいずれかの方法でお申込みください(先着順各回40名まで)なお予約時先着10名まで、9ヵ月以上未就学児保育あり。



■ 第55回 区民駅伝大会

11月23日(金・祝)午前9時集合 雨天決行
皇居・桜田門(地下鉄有楽町線 桜田門駅下車)
参加料1チーム:2,500円
TEL:3981-1334 豊島区学習・スポーツ課スポーツ振興係

 豊島区在住・在勤・在学のかたで編成したチーム(学生は学連登録者を除く)で監督1人(兼選手可)、競技者5人(中学生、一般女子は6人)、補欠1人の1チームを編成(一般男子の部・一般女子の部・壮年男子の部(40歳以上)・混成の部(男女混成)・中学生男子の部・中学生女子の部)。所定の用紙に記入のうえ、11月13日(火)までに直接スポーツ振興係窓口へ申込みます。



■ 匠の技INとしま「第15回豊島区伝統工芸展」私の逸品

■ 匠の技INとしま「第15回豊島区伝統工芸展」私の逸品

11月8日(土)~10日(土)
豊島区民センター1階総合展示場
TEL:5992-7018 豊島区文化観光課

 豊島区民センター1階の総合展示場(東池袋1-20-10)で、「第15回豊島区伝統工芸展」を開催。同展では、歴史と伝統に培われた匠の技と作品を通じ、地域に根づく伝統工芸の魅力を紹介。作品展示・実演・即売のほかに、「私の逸品」というテーマコーナーや、特別展示として「宮城県の伝統工芸品」が展示されます。今回は、数々の大臣賞受賞者である鳴子こけし工人「柿澤是隆」氏の展示販売実演が行われます。



■ 第54回豊島区菊花大会

11月1日(木)~8日(木)午前9時~午後5時
中池袋公園
TEL:3981-4940 豊島区花とみどりの係

 伝統ある豊島区の菊づくりの成果を観る菊花大会。色とりどりの見事な菊花の展示が楽しめるとともに、菊やみどりの相談コーナーも併設。



■ 第15回すがも中山道菊まつり

■ 第15回すがも中山道菊まつり

11月6日(火)~15日(木)
江戸六地蔵尊・眞性寺・とげぬき地蔵尊・高岩寺境内
TEL:3910-2062 すがも菊まつり実行委員会

 眞性寺境内では、菊の大輪咲き、美しい形の盆栽など色鮮やかな多種類の菊を豪華に展示。中山道にちなんだ「菊花盆景」や、数千本の菊で作る華やかな菊人形「菊形造り」なども飾られます。



■ 豊島の文化財展2007

開催中~11月2日(金)午前9時~午後5時※土・日・祝日を除く
豊島区役所本庁舎1階ロビー

 区内の文化財と区内の発掘調査の出土遺物を写真パネルと実物資料で紹介します。



■ 「A・LA・SUGAMO」(あ・ら・すがも)~中山道と巣鴨地域

開催中~12月9日(金)午前9時~午後4時30分
郷土史料館※毎週月曜日11月3・18・23日は休館
TEL:3980-2351 豊島区立郷土資料館

 江戸時代の巣鴨地域に光をあて、中山道と巣鴨地域との関わりを、絵図や古文書類を通して考えます。(本紙特集)



■ 親子まつり

10月28日(日)午前11時~午後1時
旧真土小学校(西日暮里1-5-8)

 荒川区民親子ふれあいのひとときを。模擬店、和太鼓、バザー等が開催されます。なお雨天時のときは体育館(上履き持参)となります。



■ 区制60周年記念事業 第29回文京菊まつり

■ 区制60周年記念事業 第29回文京菊まつり

11月1日(木)~11月23日(金・祝)
湯島天満宮(東京メトロ千代田線湯島駅徒歩3分)
TEL:5803-1200 文京区アカデミー推進課観光国際交流係

 文京花の五大まつりの一つ。今年は文京区誕生60周年を記念して、多彩な事業が企画されていますが、本菊まつり会場には、秋を代表する花として親しまれている、菊の花がところせましと飾られます。都内では珍しい「菊人形」や長さ2mの「大懸崖」、一本の茎に数百輪の花を咲かせる「千本咲き」など、菅原道真を祀る湯島天満宮を会場に、丹精こめてつくられた大輪の花々約2千点あまりの華麗な菊を展示します。文京菊まつりは毎年11月1日~23日に開催されます。



■ ムンク展

開催中~2008年1月6日(日)
国立西洋美術館
一般:1,400円
TEL:5777-8600(ハローダイヤル)

 ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクは、日本でもすでに数多くの展覧会が開かれ、愛と死、喜びと絶望といった「人間の魂の叫び」とも呼べるテーマを描いた作品が、非常に高い人気をえています。彼は、自らが描いた作品のなかでも、最も中心的な諸作品に<生命のフリーズ>という名をつけました。それは、個々の作品をひとつずつ独立した作品として鑑賞するのではなく、全体としてひとつの作品として見る必要があると考えたからでした。しかし、彼が<生命のフリーズ>という壮大なプロジェクトによって達成しようとしていたことは、「愛」「死」「不安」といった主題からの切り口だけでは捉えきれないものです。なかでも最も見過ごされてきたのが、上に引用したムンク自身の文書にも語られている、その「装飾性」です。今回の展覧会は、ムンクの作品における「装飾」という問題に光を当てる世界でも初めての試みで、オスロ市立ムンク美術館などから代表作108点を一堂に展観します。



■ フィラデルフィア美術館展:印象派と20世紀の美術

開催中~12月24日(月)
東京都美術館(上野公園)
一般:1500円
TEL:3823-6921

 アメリカ独立宣言の地、ペンシルバニア州フィラデルフィアでは、1876年、独立を記念して、アメリカ初の万国博覧会が開催されました。美術展会場として建設されたメモリアル・ホールは、博覧会終了後も美術館として残されることになり、これがフィラデルフィア美術館の130年を超える歴史の始まりとなったのです。現在では、アメリカ屈指の美術館として、中世から現代絵画に至る約25万点の所蔵品を誇り、なかでもヨーロッパ、アメリカの近現代絵画は、量質ともに充実したコレクションとして世界の美術ファンを魅了しています。本展では、19世紀のコロー、クールベにはじまり、印象派を代表するモネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌを経て、20世紀のピカソ、カンディンスキー、マティス、デュシャン、シャガール、ミロ、マグリットにいたるヨーロッパ絵画の巨匠たちに、ホーマー、オキーフ、ワイエスなどのアメリカ人画家を加えた47作家の選りすぐりの名作77点を一堂に展示、西洋近代美術史のダイナミックな流れを一望できるまたとない機会となるでしょう。



■ 生誕120年記念 色彩のファンタジー シャガール展 ―写真家イジスの撮ったシャガール―

開催中~12月11日(火)
上野の森美術館
一般:1,000円
TEL:3833-4191

 今年は、20世紀最大の画家の一人であるマルク・シャガール(1887-1985)の生誕120年にあたります。シャガールは、ロシア生まれのユダヤ人で、フランス、アメリカ、メキシコで活躍します。パリに出て豊かな色彩感覚を開花させ、詩的で豊かな色彩表現と物語性をたたえたシャガールの絵画は、世界中の人々に愛と希望を与え続けました。1922年頃から版画の制作を始め、その後生涯に渡って約2,000点にも及ぶ作品を残しています。はじめは銅版画を中心に取り組んでいましたが、第二次世界大戦後リトグラフに専念し、鮮やかな色彩の作品を次々と生み出しました。本展では、シャガール・リトグラフの最高傑作ともいわれる《ダフニスとクロエ》やシャガールの版画世界がより大きな広がりをみせた木版が《ポエム》や《サーカス》、《聖書》、《アラビアンナイトの四つの物語》の5つのシリーズ合計222点と、愛や生命への賛歌を奔放な描線と、踊る色彩で幻想的に描いたシャガールの油彩画約20点を一挙に展示します。また、画家と交遊のあったリトアニア生まれの写真家イジスが優しい眼差しで撮影したシャガールの制作風景や素顔などの写真約100点を特別公開し、知られざるシャガールに迫ります。



■ 葛西城発掘調査35周年・博物館考古学ボランティア15周年記念特別展「関東戦乱」
戦国を駆け抜けた葛西城

開催中~12月9日(日)
葛飾区郷土と天文の博物館(京成電鉄本線「お花茶屋」下車、徒歩8分)
料金:100円
TEL:3838-1101

 葛西城は、東京都の史跡指定を受けた東京を代表する戦国城郭のひとつです。昭和47年から始まった葛西城の調査は、都内における中世城館の本格的な発掘調査の先駆けとなっただけでなく、全国的にみても福井県一乗谷朝倉館遺跡や広島県草戸千軒町遺跡とともに、中世という時代を考古学的に調査研究する実践例として学史的にも重要な位置を占めています。一般的に葛西城は、石垣や天守閣がないため、砦的なもので重要な存在ではないと思われてきました。しかし、石垣や天守閣が城郭に採用されるのは織田信長の安土築城からのことで、それ以前の城郭は、石垣や天守閣がなく、堀や土塁をめぐらすだけのものでした。葛西城は、その名が示すとおり、葛西(現在の葛飾・江戸川・墨田・江東区域)の要として15世紀中頃に築かれたものです。最近では、東国の政治的象徴である古河公方足利義氏が葛西城に御座していたことも明らかとなってきており、武蔵・下総国の境目の城として、また海と内陸を結ぶ要衝として政治的にも葛西城の在り方が注目されています。



■ 特別展 「大徳川展」

開催中~12月2日(日)
国立博物館(JR上野駅下車、公園口から徒歩約1分)
一般:1500円
TEL:5777-8600

 徳川将軍家や徳川御三家に伝わった宝物を一堂に集め、肖像画や武器・武具・衣装などの遺品によって各将軍の個性と業績をとどるとともに、名物茶道具や能装束、姫君たちの華やかな婚礼調度や衣装など、江戸の武家文化を形成した徳川家のすべてをお見せします。



■ 特別展示 吉田茂展 没後40年

■ 特別展示 吉田茂展 没後40年

開催中~12月27日(木)
外務省外交史料館別館(南北線六本木一丁目駅より徒歩8分)
入場無料
TEL:3585-4511

 本年(2007年)は、吉田茂(元首相、外相)が逝去してからちょうど40年という節目にあたります(1967年10月20日没)。このたび、外務省は、財団法人吉田茂国際基金との共催により、「吉田茂展 没後40年」と題した特別展示を外交史料館別館にて開催します。この特別展示は、「今あらためて伝える吉田茂の魅力」をテーマとして、吉田茂の外交観、政治観、皇室観を示す資料のほか、国内外において幅広い交友関係をもった吉田茂の素顔を伝える資料などを中心に構成しています。展示資料は、吉田茂関係の書翰や愛読書、またサンフランシスコ平和条約関係の書類やアルバムなど、初公開・初出品の資料を含めた外交史料館所蔵資料など全48点です。吉田茂の事績について良くご存知の方も、この機会に是非「人間・吉田茂」の魅力に触れてみてください。



■ 生誕120年 バーナード・リーチ ―生活をつくる眼と手―

開催中~11月25日(日)
松下電工 汐留ミュージアム(JR新橋駅「銀座口」より徒歩5分)
一般:500円
TEL:5777-8600(ハローダイヤル)

 バーナード・リーチ(1887~1979)は、20世紀のイギリスを代表する陶芸家としてたびたび紹介されてきました。しかし本展覧会では、単にリーチを陶芸家として語るのではなく、生活との関わりの中で造形を考え制作に励んだ芸術家としてとらえ、その創作活動を振り返ります。日本に憧れてやって来たリーチは、この地で陶芸との運命的な出会いを果たします。イギリスに戻るまでの約10年間、リーチは柳宗悦を中心とする『白樺』同人らと深く交流を持つ中で、近代における生活造形のありかたについて議論を深め、日常生活との関連の中で芸術をとらえる視点を持ち始めます。後の民芸運動にもつながる理念は、椅子や棚など家具のデザイン、イギリスのセント・アイヴスで制作した器やタイル、インテリア・デザインなどその後の全ての創作活動につながるのです。本展では、日本で出会い、試行錯誤や修正を繰り返しながら展開したリーチの生活と芸術の理念を、陶磁器、エッチング、素描、家具など約130点の作品から探ります。リーチが示した理想的生活スタイルを写真や空間的再現を用いて紹介しながら、現在の私たちにも強く語りかけるリーチの芸術を展観します。



■ 写真展下町の記憶 ~アマチュアカメラマン加藤益五郎が写した風景~

開催中~12月2日(日)
台東区立下町風俗資料館(不忍池池畔)
一般:300円
TEL:3823-7451

 加藤益五郎は、明治33年(1900)、旧下谷区竹町(現台東区台東)に生まれ、昭和52年に没するまで終生そこで暮らしたアマチュアカメラマンです。カメラを趣味としていたのは青年時代。大正12年秋から昭和8年頃までの約10年にわたり、関東大震災から復興を遂げてゆく東京の街とそこに暮らす人びとのようすをフィルムに収めました。その数はおよそ6,800カットに及び、崩壊した凌雲閣の瓦礫や上野公園のバラックなど震災直後のようすや、昭和初期に毎年のように開催された博覧会、公園で遊ぶ子どもたちや街を行き交う人々など、その一枚一枚が、80余年前の遠い記憶を確かな記録として私たちに伝えるものです。本展では、「台東区の風景」「関東大震災~避難民の生活」「博覧会の時代」「街と人~昭和初期の風俗」の4つのテーマに分け、加藤が遺した膨大なネガから厳選した約130点の写真と、その関連資料を展示いたします。



■ 特別展「昭和30年代物語~街角のたばこ屋さんをさがして~」

■ 特別展「昭和30年代物語~街角のたばこ屋さんをさがして~」

開催中~11月11日(日)
たばこと塩の博物館(渋谷駅から徒歩10分)
一般・大学生:100円
TEL:3476-2041

 昭和31年度の『経済白書』に「もはや戦後ではない」と記されたことが象徴するように、日本経済は敗戦から立ち直り、高度成長期に突入していった昭和30年代。それは、新しい都会の文化とともに伝統的な暮らしも残り、「昔と今」が混在した時代でした。そして今、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』などに代表されるように、この年代の日本の様子は多くのメディアに取り上げられています。昭和30年代という時代は、家族そして地域といった昔ながらのコミュニティが息づく一方で、新しい時代の到来を感じる「三種の神器」(テレビ・冷蔵庫・洗濯機)などの商品が登場するなど、「変化」をみんなで共有した時代でもありました。そこには、世代を超えて「日本のなつかしい時代」という共感があるようです。本展は、そんな時代の変化を東京の街角で見続けてきたたばこ屋さんの視点から、家電製品やポスター、新聞、子どものおもちゃなど、多彩な資料で当時をふり返ります。また『ALWAYS 三丁目の夕日』の公開にあわせて、映画で実際に使用された小道具などで、昭和30年代の店先の様子を再現します。



■ 北欧モダン デザイン&クラフト

■ 北欧モダン デザイン&クラフト

11月3日(土)~2008年1月14日(月・祝)
東京オペラシティアートギャラリー(京王線初台駅下車)
入場料:一般1,000円
TEL:5353-0756

 北欧の近代建築・工芸は、機能性を重視した自然素材によるものが主ですが、長い冬を明るく過ごすためにあざやかな「色」と美しい「光」で彩られるという特質も見逃せません。生活に密着したハンディクラフトも伝統的に盛んです。1950-60年代の北欧は、世界の市場を満たす質の高い家具、家庭用品の供給源となり、デザインによる産業振興が推進されます。デンマークのハンス・J.ウェグナー、フィン・ユール、アルネ・ヤコブセン、スウェーデンのステイ・リンドベリ、フィンランドのタピオ・ウィルッカラ、アルヴァ・アアルト、カイ・フランクなどの個性的なデザイナーが活躍し、独自にグッド・デザインを拓いた企業も一丸となって、「北欧モダン」と呼ばれるスタイルが形成されました。1960年代の後半には、ナチュラルな素材、簡素なフォルム、あたたかみのあるテイストが、バウハウスの流れを汲む先鋭的な「インターナショナル・スタイル」に対するアンチテーゼ、モッズやヒッピーに代表される若者文化と共鳴します。こうして、ヴェルナー・パントンやエーロ・アアルニオの未来主義的なプラスティック家具、マリメッコのテキスタイルに代表される若々しいファッション、現代工芸、新しい感覚のハンディクラフトが一世を風靡します。これらがアメリカやイギリスを経て世界へ広がり、日本にも波及したのは言うまでもありません。日本の場合、高度成長の基盤として、グッド・デザインの開発生産・輸出振興が模索され、その手本を北欧に見出したので、「北欧モダン」に対する関心は、同時代的に高かったと言えるでしょう。伝統、機能、表現の3要素に視点を当て黄金期の「北欧モダン」を回顧する本展では、普遍的でやさしいデザイン、おだやかで心地よいライフ・スタイルのルーツと展開を多角的に紹介します。



■ 『少年倶楽部』から『りぼん』までふろくのミリョク☆展

開催中~12月24日(月・祝)
弥生美術館(地下鉄南北線東大前駅徒歩7分)
一般:800円(竹久夢二美術館もご覧いただけます)
TEL:3812-0012

 子供の頃、宝物のようだった「ふろく」。次号の予告を見ては一喜一憂し、おめあての「ふろく」を手にした時には、何とも言えない嬉しさが込み上げる。愛しい「ふろく」と過ごした日々は、きっと皆さんの思い出の宝箱にそっとしまわれていることでしょう。そんな思い出深い「ふろく」を、戦前から戦後までの少年・少女雑誌を中心にご覧いただきます。また今回の展示では、特に昭和50年代の少女雑誌にスポットをあて、「ふろく」という存在がどのように変化したかに注目します。「ふろく」に夢中だったあの懐かしい日々に、少しだけ戻ってみませんか。(本紙特集)



■ 夢二クラシック~古き良き日本への憧憬~

開催中~12月24日(月・祝)
竹久夢二美術館(地下鉄南北線東大前駅徒歩7分)
一般:800円(弥生美術館もご覧いただけます)
TEL:5689-0462

 竹久夢二は近年、モダンデザインの先駆者として注目を集め、その先見性が多くの人々に認められてきました。しかし本来、竹久夢二という画家の魅力は、その作品に内包される近代性と、夢二自身が愛した伝統文化との絶妙なバランスにあると考えられます。本展覧会では、夢二の日本の伝統文化への愛着や古典趣味の反映された作品と資料の展観を通じて、「夢二クラシック」とも言うべき彼の古典志向を検証します。(本紙特集)



■ 秋季企画展「立原道造の世界4 生前未発表詩・物語を中心として[前期]」

開催中~12月24日(月・祝)
立原道造記念館(地下鉄南北線東大前駅徒歩7分)
一般:400円(立原道造記念館、弥生美術館、竹久夢二美術館の3館共通券1,100円)
TEL:5684-8780

 立原道造(1914-39年)は、青春の憧れと悲哀を音楽性豊かな口語で謳いあげ、『四季』[第2次]を主な舞台として作品を発表し、生前に2冊のソネット詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』を刊行するなど、詩人として活躍しました。また、将来を嘱望された建築家でもあり、東大建築学科在学中は、辰野賞を3年連続受賞し、浅間山麓に構想した芸術家コロニイや、小住宅・ヒアシンスハウスなどの設計思想は、今日まで語り継がれています。19年度の企画展の4回目。筑摩版全集に基づき、生前の作品群にまつわる展示物を順次公開。(本紙特集)



■ 日本郵政グループ発足記念展[第1部]郵便錦絵展「明治のあたらしい風」
[第2部]扇子原画展「麗しく華ひらく」[第3部]切手原画展「ふみをかざるひとひらの美」

[第1部]開催中~11月4日(日)
[第2部]11月8日(木)~12月9日(日)
[第3部]12月14日(金)~2008年2月3日(日)
ていぱーく 通信博物館(大手町)
大人:110円
TEL:3244-6811(総合案内)

 明治4年(1871)に創業した郵便は、文明開化のシンボルのひとつとして、近代的な郵便局舎や目新しいポスト、そして街を駆ける郵便配達員は、明治期の錦絵にたくさん描かれました。本展では、これらの錦絵約70点を展示します。そのほか、アメリカで開催された万国博覧会に出品された郵便現業絵図(郵便取扱の図)や郵便現業絵巻などを展示し、郵便創業期の姿からシリーズで辿ります。



■ 日本彫刻の近代

■ 日本彫刻の近代

11月13日(火)~12月24日(月)
東京国立近代美術館(東京メトロ東西線竹橋駅1b出口より徒歩3分)
一般850円
TEL:5777-8600(ハローダイヤル)

 日本には古来、仏像、神像、建築装飾、置物など、今日「彫刻」と総称されるさまざまな表現が存在しています。しかし、祈りのための彫像や日常の愛玩物ではなく、西洋的、近代的な意味での純然たる鑑賞の対象としての「彫刻」という考え方が本格的に移入されはじめたのは、「絵画」よりも遅く、明治30年になってからのことでした。それと前後して、象牙の置物や根付などの工芸美術品が外国向けの輸出品としてもてはやされたり、歴史的偉人や事績を顕彰するための記念碑彫刻が推奨された時代などもあり、彫刻というジャンルが、芸術家個人の自由な表現として認められるのは、ようやく明治末年から大正初めにかけて、荻原守衛や高村光太郎らの活躍をみてからでした。その後、大正から昭和にかけての日本彫刻の歩みも、決して平坦なものではありません。ロダンの弟子のブールデルや、マイヨールらに学んだ彫刻家たちが、20世紀の思潮を持ちかえる一方、伝来の木彫界でもさまざまな変転があり、また戦後になると、多種多様な素材・技法による抽象表現が現れてきました。この展覧会は、幕末・明治期から1960年代までの近代日本彫刻史を、68名の彫刻家の約100点の作品によって振り返りながら、この分野における「近代」とは何であったかというテーマに、さまざまな角度から光を当てようとするものです。絵画史と比較すると、日本の近代彫刻史を通覧する試み自体が少なく、また、研究成果の蓄積も、残念ながら十分とはいえません。本展が、日本彫刻における近代について改めて見直すきっかけとなり、彫刻芸術の魅力を広く紹介する機会となれば幸いです。



■ 昆虫記刊行100年記念日仏共同企画 「ファーブルにまなぶ」

■ 昆虫記刊行100年記念日仏共同企画 「ファーブルにまなぶ」

開催中~12月2日(日)
国立科学博物館(上野公園)
一般:900円(同時開催の「大ロボット博」とのセット券2000円)
TEL:5777-8600(ハローダイヤル)

 本企画展は、ファーブル『昆虫記』刊行100年を記念したものですが、ファーブルとその業績の紹介よりも、むしろ主眼は『昆虫記』後の100年間になされた昆虫学並びにその関連分野の研究の進展と現状を概観することになります。そのため、本企画展の展示ストーリーは、下記の構成としています。また5つの開催館では、独自の展示として、それぞれの地域トピックスを取り上げた地域展示を同時に開催します。とその文学性豊かな筆致とともに、行間ににじみ出た彼の思想や自然観に多くの日本人が共感を覚えたことによります。さらに、彼が生涯を通じて恵まれない経済的状況の中で、研究にひたすら情熱を傾け続けたことも、読者を魅了する要因のひとつになったと思われます。



■ 錦秋の秋

11月3日(祝・土)~11月18日(日)
六義園(駒込)
無料(入園料別途)
TEL:3941-2222
六義園サービスセンター

 フレーベル少年合唱団・晩秋コンサート、二胡コンサート、写真展、菊花展など、秋の本格的な訪れを堪能する六義園の恒例イベント。期間中、庭園ガイドや抹茶サービス(500円)も。