田端八幡神社例大祭(本祭)
来る8月18・19日挙行19日早朝より6年ぶり本社神輿渡御
6年ぶりの渡御となる田端八幡本社御輿。池之端宮松製作(昭和3年)。台輪三尺一寸七分(96cm)、獅子頭と龍頭の四段枡組、鳥居等の網被せ、緻密な細工の桟唐戸等、隅々まで凝った錺(かざり)神輿で神社重宝である田端八幡神社本社神輿

田端八幡神社は創建822年となる田端の鎮守社。社伝では品陀和気命(応神天皇)祭神として、文治5年(1189)源頼朝が奥州征伐を終えて凱旋するときに鶴岡八幡宮を勧請して創建されたという。度重なる焼失に見舞われたが、平成4年(1992)に氏子たちの協力のもとで再建され現在に至る。
ことしの田端八幡神社例祭は、6年ぶりの本社神輿渡御が行われるとともに、12年ぶりのお稚児行列が見られる。自治会神輿三基、山車が併せ田端全域を巡行する。
田端八幡神社の本祭は、田端地区と東田端地区の全氏子が参加するが、先回平成13年(2001)の本社神輿渡御では、当田端地区での巡行は午後からであった。
ことしは19日午前7時50分に田端八幡前を出立する。渡御順路と各神酒所発着時刻は本紙4~5ページのとおり(ホームページではこちらにございます)。およそ5時間にわたって、町内を巡行し、各自治会・町会の氏子たちが宮神輿を担う。
本社神輿は各自治会単位で引継ぎを繰り返し渡してゆく。いわゆる「町内渡し」である。各御神酒所がその引継ぎ場所となるが、「お納め」、「担ぎ出し」という儀式によって、神の到着と出立を表しているようだ。拍子木のチョンと一本締めが、それぞれの合図となる。
写真はすべて平成13年(2001)の田端八幡神社大祭のもの
神酒所にて
JR東日本の広場での差上げ
高台での小休止
谷田橋通りをゆく本社神輿
祭りの熱気
田端駅通りをゆく山車
祭りを支える江戸祭囃子
神輿の巡行をもり立てるのに、さまざまな人々が目立たぬ努力を重ねている。中でも、宮元連が担う江戸囃子は、宮出し直後から引渡し直前まで、田端八幡神社大祭の約5時間にわたって、田端地区には神輿巡行を、担ぎ手には励ましを奏で続ける存在だ。○
宮元町会が祭囃子を導入したのはいまから約30年前、第八代の浅賀隆義会長時代のこと。松本源之助師(江戸里神楽士師流家元)に有志らが学んだことが機縁となったという。
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区画整理や高齢化でベテランが抜ける中、公募したメンバーが、「一度祭本番に出演すればやみつきになる」との大熊会長の言葉を励みに、園さんの指導で着実に伎倆を高めている。
大熊 龍男宮元連会長
習い始めてまだ数ヵ月という人もいて、祭本番に向けて練習にも熱が入る(後列左端は指導役の園 富士之さん=園畳店)
2001年の大祭より
