師走の街へ除夜の鐘を撞きにゆく
一年の煩悩を取り払い、新珠の新年を迎える年越しの除夜の鐘。108回の鐘の音は、人間の煩悩を表すとも、1年間そのものを表すともされている。 師走の街へのお出かけガイドに、各寺院の除夜の鐘行事を紹介しよう。

伝通院地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」から徒歩10分、または地下鉄「後楽園駅」から徒歩10分
大晦日の23時から受付が始まり、0時より先着108名が除夜の鐘を撞くことができる。参加料2000円(おみやげ付)。108名以降も『初撞き』として撞くことができる。なお『初撞き』参加料は1000円となっている。
総持寺
東武大師前駅から徒歩2分
いわゆる西新井のお大師さん。弘法大師空海ゆかりの地として、古くから善男善女の参詣が絶えない庶民派の寺院だ。除夜の鐘撞きは、日付の替った元日の午前0時より始まり、人数制限もなく、並べば全員鐘を撞くことができるのは嬉しい。参加料も無料だが、初詣ではおさい銭をはずむべきだろう。
東武大師前駅から徒歩2分
いわゆる西新井のお大師さん。弘法大師空海ゆかりの地として、古くから善男善女の参詣が絶えない庶民派の寺院だ。除夜の鐘撞きは、日付の替った元日の午前0時より始まり、人数制限もなく、並べば全員鐘を撞くことができるのは嬉しい。参加料も無料だが、初詣ではおさい銭をはずむべきだろう。
題経寺
京成柴又駅から徒歩5分
ご存知『男はつらいよ』の寅さんで一躍有名になり、本尊にちなんで「帝釈様」とよばれ親しまれている柴又帝釈天。除夜の鐘は事前予約で初祈祷15000円を奉納して申し込んだ先着108人のみ午前0時より可能。撞き手には太歳大札の授与、盃、暦などがいただける。
京成柴又駅から徒歩5分
ご存知『男はつらいよ』の寅さんで一躍有名になり、本尊にちなんで「帝釈様」とよばれ親しまれている柴又帝釈天。除夜の鐘は事前予約で初祈祷15000円を奉納して申し込んだ先着108人のみ午前0時より可能。撞き手には太歳大札の授与、盃、暦などがいただける。
護国寺
メトロ護国寺駅から徒歩1分
別名出世観音とも呼ばれるご本尊の如意輪観世音菩薩は、開運招福・所願成就のご利益があるといわれている。12月31日15時頃より、本坊にて先着順で108名まで整理券が配布される。鐘撞きは当日23時30分頃より行われる。参加費1000円。予約不可なのでご注意を。
メトロ護国寺駅から徒歩1分
別名出世観音とも呼ばれるご本尊の如意輪観世音菩薩は、開運招福・所願成就のご利益があるといわれている。12月31日15時頃より、本坊にて先着順で108名まで整理券が配布される。鐘撞きは当日23時30分頃より行われる。参加費1000円。予約不可なのでご注意を。
浅草寺浅草駅から徒歩5分
正0時を期して、地元「百八会」の会員108名により撞かれる除夜の鐘の風情は一見の価値あり。下町の伝統ある大晦日の景観をぜひ堪能されたい。
増上寺
都営御成門駅から徒歩3分
浄土宗大本山の増上寺は鐘楼堂で挙行される法要と鐘撞きは、一般参加不可とはいえ、徳川将軍家代々の帰依を受けてきた由緒ある古刹だけに、まことに壮麗。関東最大級の大梵鐘は、三百年の歴史を誇る。願い事を書いた3000個の風船をいっせいに放つファイナルカウントダウンも必見。
都営御成門駅から徒歩3分
浄土宗大本山の増上寺は鐘楼堂で挙行される法要と鐘撞きは、一般参加不可とはいえ、徳川将軍家代々の帰依を受けてきた由緒ある古刹だけに、まことに壮麗。関東最大級の大梵鐘は、三百年の歴史を誇る。願い事を書いた3000個の風船をいっせいに放つファイナルカウントダウンも必見。
本願寺
メトロ築地駅から徒歩1分
1934年の趣きあるレトロモダンな本堂建築が印象的な築地本願寺。大晦日の23時20分までに、本堂で整理券が配布され、一般参詣者は、23時30分より挙行される年越しの法要に参拝の後、除夜の鐘を撞くことができる。参加費も無料なのもありがたい。
メトロ築地駅から徒歩1分
1934年の趣きあるレトロモダンな本堂建築が印象的な築地本願寺。大晦日の23時20分までに、本堂で整理券が配布され、一般参詣者は、23時30分より挙行される年越しの法要に参拝の後、除夜の鐘を撞くことができる。参加費も無料なのもありがたい。
新珠の年を寿ぐ初詣ガイド ―北の手神社一覧―
諏方神社 荒川区西日暮里3-4-8縁起には元久2年(1205)、豊島左衛門尉泰経の造営と伝える。江戸時代、三代将軍徳川家光に社領5石を安堵されたといい、日暮里・谷中(旧新堀)の総鎮守として崇敬を集める。拝殿脇には元禄時代の燈篭型庚申塔が並ぶ。旧暦7月27日祭礼は壮麗。祭神には、信濃(長野県)の上諏訪神社と同じく。建御名方命(たけなみなかたのみこと)を祀る。
田端八幡神社 北区田端2-7-2田畑(端)村の鎮守として1189年の創建と伝える。現在の社殿は平成4年(1992)氏子たちの熱心な協力によって再建されたもの。一の鳥居手前の石橋は、昭和初期まで地域に親しまれていた谷田川に架かっていた谷田橋を記念したもの。境内には稲荷神社・冨士浅間神社・三峰社がある。品陀和気命(応神天皇)を祭神として祀る。
上田端八幡神社 北区田端4-18-1かつての上田端地区の鎮守として尊崇を集めてきたが、由来については詳らかにしないが、説明板の解説に、境内にある白髭神社にまつわる「争いの松」を紹介し、当地の中世の歴史を考えるよすがとしている。祭神は品陀和気命(応神天皇)で、先の白髭神社のほか、稲荷神社・大山祇神社を祀る。
日枝神社(田端) 北区田端3-18周辺に説明板らしきものはないものの、本田端・中田端の住民には親しまれている小さな神社。毎年夏の縁日や年末の餅つきなど、行事のたびにこの社の小高い石段下が賑わいを見せる。祭神など詳細は不明だが、元来神道がもつ祈りの形の一典型を示しているともいえそうだ。いと高きところには、人知を超えた存在が宿るのである。
日枝神社(駒込) 豊島区駒込1-30かつては朝日神社とも称した駒込一丁目の氏神社。こちらも小高い山の上に鎮座する。たまたま訪れた片桐総代のお話では、老朽化した鳥居の建替え計画があるそうで、再来年に迫った伊勢神宮の式年遷宮とも併せて、氏子たちにはなかなか忙しい年を迎えそうだとのこと。
大國神社 豊島区駒込3-2-11東京都神社庁のホームページの解説では、天明3年(1783)の創建、明治12年(1879)、細川潤次郎男爵の協力で神社としての体裁を整えたとある。駒込駅北口正面向かいに、ここだけひっそりとした佇まいを放つが、時折行き来するひとが参拝しては急ぎ足で立ち去ってゆく。祭神に大己貴命(おおなむちのみこと)を祀る。
妙義神社 豊島区駒込3-16-16日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の折。陣営を構えたとの伝承や、文明3年(1471)、同9年(1477)、同11年(1479)大田道灌が出陣に際して三度戦勝祈願し、いずれも勝利したところから、勝負の神として信仰を集める。伝承に基づき、豊島区最古の神社とされる。祭神に日本武尊、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)らを祀る。
染井稲荷神社 豊島区駒込6-11詳細は不明だが、春花見や夏の縁日、また秋の祭礼など、染井地区の人々にとっては、地元の神社としてかけがえのない存在。一般に商売繁盛、火難防除の守り神とされる稲荷神社だが、神の使いとしての稲荷は厄病快癒、子育てなど、さまざまな庶民信仰と結びついて、いまもささやかな信仰の対象となっている。
平塚神社 北区上中里1-47-1八幡太郎源義家・賀茂次郎源義綱、新羅三郎源義光の三命を祀る。元永年中(1118年)よりのことと伝える。平塚の名の起こりでもある拝殿裏の甲冑塚は、源義家から城主・豊島近義に贈られた鎧が埋められているという(非公開)。中里・上中里の人々の尊崇を集め、今年全氏子町会が一体となった本社神輿渡御が行われたのも記憶に新しい。
七社神社 北区西ヶ原2-11-1伊邪那岐(いざなぎ)、伊邪那美(いざなみ)ら七柱の命を祀ることが神社名の由来。年末の大祭である「大祓式」は12月28日(土)午後4時より、また「元旦祭」は1日午前1時より斎行される。また元旦の午後0時からは寿囃子が、また同日午後1時からは吟剣詩舞・箏曲・尺八奉演が、それぞれ新年を祝ってにぎやかに演じられる。
